*

アースとは?アース線を色で識別するは危険!?

アース
自動車のアースとは「グランドアース(ボディーアース)」ともいわれ配線図記号は「GND」(グランド)

自動車の場合、ボディー(シャシ)全体がグランドアースになっており、バッテリーのマイナス端子に繋がっています。

自動車用語は「ボディーアース」
 

自動車で使用されている電気機器のマイナス側配線は、直接バッテリーの端子(ターミナル)に繋がっているのではなく、一度ボディー(ボディーアース)を通してバッテリーのマイナス端子へと送られています。

「なぜボディーがアース(マイナス)」なのか、その背景には「バッテリーマイナスへの配線の量が減る」「コスト削減」「配線の簡略化」「車の軽量化など様々な理由があります。

ボディーアースまで自動車の電気の流れ

先ほどのボディーアースまでの流れなど家庭用とは少し違いますので、まずは簡略化した自動車の電気の流れは以下のようになります。
 

オルタネーター or バッテリー(プラス)」
  ↓
「スイッチリレー or ヒューズ」
  ↓
「(電装品)プラス端子」
  ↓
「電装品」
  ↓
「(電装品)マイナス端子」
  ↓
「ボディーアース」
  ↓
「バッテリー(マイナス)」
 

このようにボディーアースを経由することでバッテリーマイナス端子へと電気が流れるため、追加で電装品を取り付ける場合などは、近くのボディーアースにアース線を引くだけとなります。
 

社外電装品取り付けに必要なアース

社外品やオプション品を取り付ける際に必要なアースの多くがボディーアースです。

『アース線にアースを繋げる(連結)』『バッテリーマイナスまで配線を引く』このような作業はまず行いません。
 

それに内装をめくれば各所にボディーアースとして使用されているボルトを見つけることができます。

ただ、まったく関係のない(ボディーアースされていない)ボルトや、塗装が施してあるボルトはボディーアースとして使えないので、ボルトなら何でもいいというわけではありませんので注意が必要です。
 

不安な方、正確な配線を求める方は、検電テスターなどを利用して導通点検することも大切です。


検電テスター

デジタルテスター

 
検電テスターは500円~800円程度ですが、小型デジタルテスターは1000円~3000円程度なので、アースを探すような作業をする方は今後のことを考え、デジタルテスターの購入をおすすめします。

アナログテスターにはセーフティ機能(ヒューズが飛ばないようにする機能)が付いていませんので、使い方を誤るとヒューズが飛んで、テスター内のヒューズの交換が必要となりますので注意してください。
 

アース線の色って…何色?

社外品の取り付け位置やキットにはよっては、ボディーアースまで配線が届かない事があります。

このような場合、しかたなく近くのアース線を分岐して利用することもありますが、自動車整備士としては基本おすすめしません

そしてアース線を色で判断するのは特におすすめしません。
 

とういのも、『年代』『自動車メーカー』によってアース線の色が違うことがあるからです。
 

一概には言えませんが『黒』『緑』『緑と黄色のストライプ』などがあり、昔はアース線に決まった規格はなく、割と自由だったということも関係しています。

日本家電の場合は『緑』に定着してはいますが、IEC規格では『緑と黄色のストライプ』となっています。


配線コネクター

 
『アース線って何色?』って聞くのではなく、テスターや取扱説明書、もしくは修理書(配線図集)を参考に正しいアース線を実車を使って調べて下さい。

自動車にはアース線を増やす「アーシング」といった簡単なチューニング&ドレスアップもあります。

アースに興味を持ったのであれば、記事を参考に試してみてはいかがでしょうか?

『Amazonで星4つ』 以上のおすすめ商品

『プロジェクトX 挑戦者たち』

ロータリーエンジン。 200年前から研究が進められ、夢のエンジンといわれてきた。このエンジンの開発に世界で初めて成功した、広島のマツダ。原爆で家族を失った男たちが、故郷の復興を願い成し遂げた、ロータリーエンジン開発のドラマを描く。 (続く:※引用)

『カーシャンプー1000 S-30』

大量に種類があるシャンプーでよくわからないので車屋さんに聞いてススメられました。 (続く:※引用)

『風の谷のナウシカ』

映画化されたのは第2巻くらいまでになります。 その後、ナウシカは王蟲や腐海の謎を解くために、自らの意志で風の谷を離れ南の森を目指し旅立ちます。 (続く:※引用)

関連記事

配達

フューエルデリバリーパイプとは?燃圧を一定に保つ役割がある

フューエルデリバリーパイプとは、電子燃料噴射式自

記事を読む

オイルクーラー

オイルクーラーとは?構造から考えるその効果

オイルクーラーとは、エンジンオイルやギヤオイ

記事を読む

ウエストゲートバルブ

ウエストゲートバルブとは?ブローオフバルブとの違い

ウエストゲートバルブとは、ターボチャージャーによ

記事を読む

ウォッシャータンク

ウインドウォッシャーとは?色々な種類のウォッシャー液

ウインドウォッシャーとは、ワイパーと連動してフロント

記事を読む

パイプ

フューエルパイプとは?動きの必要がない燃料の通路

フューエルパイプとは、フューエルタンク(燃料タン

記事を読む

エアクリーナーエレメント

エアクリーナーエレメントとは?目詰まりによる燃費への影響

エアクリーナーエレメントとは、エアフィルターとも呼ば

記事を読む

再利用

チャコールキャニスターとは?役割と見合う点検・交換時期はない!

チャコールキャニスターとは、燃料タンク(フューエ

記事を読む

フィルター

フューエルフィルターとは?交換必要なのかフューエルフィルターの交換時期

フューエルフィルターとは、フューエルポンプのスト

記事を読む

ターボチャージャー

過給機とは?その種類と構造

過給機とは、エンジンへ強制的に空気を送り込むことで圧

記事を読む

アース

アーシングとは?その効果とポイント

アーシングとは、車のボディーを通してバッテリーに

記事を読む

PAGE TOP ↑