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合いマークとは?ペンマーク、刻印には意味がある

チェックマーク
合いマークとは、カウンターマークとも言われ、タイミングベルトやタイミングチェーン交換の際、各ギヤ回転開始点を合わせるためのマークです。

タイミングベルトであればクランクシャフト、カムシャフトの回転開始位置のタイミングを合わせるための基準のマークとなります。

合いマーク

交換の頻度が高いパーツや方向性が重視される部品には事前に合いマークが施されています。

分解前の合いマーク

タイミングベルト関係以外でも分解・整備の基本として合いマークを使用して、複数の部品を取り外す際には同じ所(位置)に部品を組み付けるように合いマーク探したり、追加で付けたりします。

特にエンジンオーバーホールなど取り外し部品が多い際には、組み付け位置や順番がわからなくならないよう、取り外す前に合いマークを付けましょう。
 

取り付け位置や順番が分からなくなる部品に関しては合いマークではなく、刻印を打ち込むこともあります。


刻印セット

センターポンチ オート

 
自動車を含め機械は精密にできているためハンマーで叩く必要のある刻印はあまり使用しません。

逆にセンターポンチを使用する機会は多く、バンパーなど穴あけのセンター合わせや、タッチアップペイントの代わりに使用したりもします。
 

見えない所の合いマーク

V型エンジン、水平対向エンジンなど、エンジンルーム内を覗いた時に合いマークの確認が難しい場合には、見やすい位置に合いマークを作ります。

『特殊なペンが必要?』と思うかもしれませんが特別なペンや塗料は使用しておらず、自動車ディーラーでは仕事で余る車のタッチアップペイントを利用することが多いです。


タッチアップペン
好まれるのは「赤」「青」といった目立つ色ですが、自分で購入するのであれば愛車のタッチアップペン色を選べばバンパーのキズの修復に使用することが可能です。

 

トルクチェックに合いマーク

ボルトの締め付け、緩みチェックにも合いマークを使用し、規定トルクでボルトを締めたかなどの確認に利用します。

数回のトルクに分けてボルトを締める際には、締めつけ開始位置として合いマークを付けます。

合いマークは分解整備の基本です。

異なる位置に部品を付けるなどの整備ミスを防ぐ役目もあるので、重整備に限らず初心者は、合いマークを多用することをおすすめします。
 

また、整備手順や分解前の姿を記憶するために、デジカメによる写真撮影も有効です。

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