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暖機運転に時間は不要!必要性を考える

蒸気
暖機運転とは、エンジン始動後の一定時間、低負荷で機械を運転させている状態のことを指し、自動車においては停車中の状態を「暖機」、走行中の状態を「暖機運転」といいます。

エンジン始動後の暖機に関しては専門家の間でも意見が分かれているため、今回の記事を読んだドライバーでもあるあなた自身の見解で判断してください。
また、他サイトで「暖機は必要」「必要ない(不要)」などの掲載もありますが、どちらの意見も正しいと言えますので、両方の意見を参考に考えてください。

暖機は燃料が必要となるので「燃費向上」には適していません。
ただし、暖機を怠ることでオイル漏れ等の不具合が発生した場合は、「維持費節約」になりません。

オイル漏れの修理費は、暖機に必要な燃料代より高くなることが多いです。
 

しかし、朝の忙しい時間帯に5分も10分も暖機するわけにもいかず、チューニング好きはエンジンスターターなどを使用しています。
車内温度表示ができる リモコンエンジンスターター アンサーバックモデル
車内温度表示ができる リモコンエンジンスターター アンサーバックモデル

ただ、暖機をしていないから「エンジンが壊れた」「オイルが漏れ始めた」などといった話は聞いたことがありませんし、他と比較しようとも運転方法などが異なるため参考にはできません。

下記の項目を参考に、暖機の必要性について考えてください。
 

暖機に必要なアイドリング燃料消費量

エネルギーセンターの資料では、アイドリング10分間に「130ml」のガソリン消費するとされており、10回の暖機で「1.3リットル」の燃料が必要となります。

1リッター150円とし、夏2ヶ月(クーラー)、冬3ヶ月(暖房)で、年間約「3000円」ほど燃料代が必要となります。

1日1回計算なので、2回、3回と繰り返すことで金額が上がります。
 

暖機運転の必要性と効果

寒気
エンジンオイルには潤滑目的もありますが、冷えている状態(暖機前)では、粘度が高く硬いため、暖機運転によって暖め柔らかくします。
 

暖機前の強制圧送

エンジン始動後は、どんなに粘度が高く硬い状態であっても、オイルポンプが油路へとエンジンオイルを強制圧送します。

オイルが硬く油路に強い力が掛かる状態でエンジン回転数を上げることは、オイルポンプの流量を上げ、油路への圧力を更に高めることになります。

暖機による低負荷状態でエンジンオイルを暖め粘度を低くすることで、油路に掛かる圧力を低減します。
 

暖機によるシール保護

金属同士の隙間を埋めるオイルシールなどはその構造から圧力に弱く、油圧が高い状態でオイルを送り続けるとオイルシールに負担が掛かり、オイル漏れの原因となるかもしれません。

特にターボ車はNA車(ノンターボ車)に比べ油路が多く複雑なため、オイル漏れの発生率も上がります。
 

駆動系の暖機

停車による暖機ではエンジンを暖め、エンジンオイル、冷却水(LLC)の暖機が可能ですが、駆動系(トランスミッション、ディファレンシャル)の暖機はできません。

そこで必要となるのが、走行開始直後のゆっくりとした速度での運転、回転数や負荷を抑えた暖機運転となります。

近年、このことを「走行暖機」と呼びます。
(暖機運転の方法は後ほど紹介)
 

走行暖気による暖機

暖機運転(走行暖気)によって暖機されるのはATFやデフオイルだけではありません。

レースなどサーキット走行での話となり一般走行にはあまり関係ありませんが、タイヤの表面温度、ブレーキパッド、サスペンション、ベアリング関係など、暖機運転によって各部品の暖気が可能となります。
 

潤滑油切れを暖機で防ぐ

金属同士が動くことで、そこには摩擦が発生します。
摩擦による「熱」や「摩耗」を防ぐため、エンジンオイルなどの油脂が薄い膜(油膜)となり、金属同士の摩擦による消耗を保護しています。

暖気により各部品にオイルを送り油膜を形成することによって、エンジンおよび各部品の保護に繋げています。
 

暖機運転は不要?必要性を問う

不要
数分の暖機で暖めることができる温度はそれほど高くはありません。

仮に水温計が通常の位置(ニュートラル)になるまで暖機したとしても駆動系の暖気は行えておらず、暖気としては「不完全」な状態です。

そのことに気づかず直後に激しい運転をすれば、トランスミッションやディファレンシャルを痛めることになります。
 

暖機で防ぐ油膜切れ

潤滑油切れを防ぐため暖気を行っているとしても、オイル等の油膜が簡単に切れるということはありません。

1ヶ月以上放置しているのであれば油膜形成の暖機も必要となりますが、1週間程度では不要と思われます。

また、エンジンオイルがエンジン全体に回るのに必要な時間は「数秒から数十秒」程度でしょう。
 

暖気の必要のないエンジン

エンジンの高性能化が進み、2000年前後以降の車であれば暖機運転の必要がないとされています。

また、暖気時に排出されるガスが環境問題へと繋がることから、近年は回転数を抑えた走行暖気が推奨されており、低温時にアイドリングを続けることはエンジン内部に不燃物(カーボンやスラッジ)を生成しているとされています。
 

原付・バイクの暖機

二輪車は車とは違い、停止状態で長時間アイドリングを続けられるようには設計されていません。

バイクの場合は、停車暖機ではなく暖機運転(走行暖気)が必要となります。
 

推奨される暖機運転の方法

暖気の理想図
エンジン始動後の暖気の効果に疑問が残るものの、まったく暖気をしないのも車のことを考えるとオススメできません。

そこで理想的な「暖気」と「暖気運転」を紹介します。
 

1)エンジン始動後、回転数が落ち着く間の「10秒~30秒」暖機をする。

2)水温計が通常の位置まで上昇するまでの間、必要以上にアクセルを踏み込まないように注意し「低回転での運転」を心がける。

3)シフトチェンジによるエンジンブレーキなど、完全暖気前はトランスミッション等に負荷がかかるような運転は控える。
 

「暖機」と「暖機運転」が本当に必要かどうかはわかりませんが、人間も目覚めてすぐに走り出したら体によくないのは確かです。
体を慣らすためにも、ちょっと歩いてから走り出す暖機運転は必要だとは思います。

『Amazonで星4つ』 以上のおすすめ商品

車内温度表示ができる リモコンエンジンスターター アンサーバックモデル

リモコンは非常に小さく、車内温度やバッテリーの電圧もアンサーバックで知らせてくれます。ただ場所によりますが、15M位でも住宅が密集しているところでは、電波が届かない時が有ります。車が見える範囲でしたら、これくらいで充分かと思います。 (続く:※引用)

デジケースマウントセット(ハンドルタイプ)

ハンドルバーを取り付けると上手く設置することが可能です。 縦の角度、横の角度、画面の角度全てを調整する事が可能ですので 自分の好きな位置に調整することが可能です。 (続く:※引用)

カーシャンプー、ゼロウォーター(スプレータイプ コーティング剤)、スポンジ 3点セット

車屋さんに聞いてススメられました。 どの車にもつかえて、約20回は使えるからこまめに洗うにはぴったりだということです。 ワックスが入っているタイプでもいいがやはり期待は薄いらしいのでワックスは固形のワックス等をした方がいいとの事だったので、こちらを購入しました。 (続く:※引用)

キャンピングシートバッグ2 /ブラック(容量可変59⇔75L)

なにげにペットボトルホルダーが重宝したり、内部には荷物が少ないときに中で動かないようにする為のプラバックル式の固定ベルトがある等、使えば使うほど良く考えられて作られているなと実感できます。 (続く:※引用)

ドライブレコーダー2.5インチ液晶搭載Full HD画質

  • 7000円程度と格安!!
  • エンジンスタートで自動録画、常時録画
  • 取り付け自体もスムーズ(自分で行いました)
  • ブラケット(フロントガラスと本体をつなぐアタッチメント)は上下左右の角度が微妙に変えられるのでGOOD!
  • 本体の操作も、かんたん
(続く:※引用)

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