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クラッチカバーとは?種類による特性

クラッチカバー
クラッチカバーとは、マニュアルトランスミッション(MT車)において、エンジン側にあるフライホイールにクラッチディスクを覆うように取り付けられているカバーです。
クラッチディスクは、トランスミッションのインプットシャフトと一緒に回転します。
 

エンジン側のフライホイールにクラッチカバー内のプレッシャープレートが、クラッチディスクを押しつける(圧着)させることでクラッチを「接続(伝達)」します。

逆に、プレッシャープレートがクラッチディスクを離すことで、クラッチを「切断(遮断)」します。
 

▼クラッチ動力伝達経路

【エンジン】 → 【フライホイール】 → 【クラッチカバー】 → 【プレッシャープレート】 → 【クラッチディスク】 → 【クラッチシャフト(インプットシャフト)】 → 【トランスミッション】
 

クラッチカバー構成部品に求められる強さ(強度)

エンジンと一緒に回転しているクラッチカバーは、クラッチ切り離しに使用するレリーズベアリングと常に接触している状態であることから、「耐摩耗性」「耐久性」「耐熱性」が求められます。

そのためクラッチカバーの接触面には、「クロムメッキ」で強度を高めています。
 

クラッチカバーの種類

▼コイルスプリング式クラッチカバー

「長所」
バネ定数を一定にクラッチペダルを踏みこむことができます。
(踏力が一定で変化がない)

「短所」
部位品点数が多く、クラッチペダルの踏力が大きい(重くなる)
クラッチディスクが摩耗してくると滑りやすくなる。
部品点数が多いため回転バランスの調整が難しい。
 

▼ダイヤフラムスプリング式クラッチカバー

「長所」
部品点数が少なく、クラッチペダルの踏力が小さい(軽い)
クラッチディスクが減ってきても滑りにくい。
部品点数と作りが簡単なので回転バランスが取りやすい。

「短所」
バネ定数が一定ではなくクラッチ踏み込み時にペダルの重さに波があります。

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