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オイルクーラーとは?構造から考えるその効果

オイルクーラーキット(汎用)

オイルクーラーとは、エンジンオイルやギヤオイル(ATFなど)を冷却するための熱交換器のことです。

オイルクーラーといえばエンジンオイル用と考えがちですが、自動車ではオートマチックトランスミッション内のATFのオイルクーラーが最も一般的です。
 

エンジンやトランスミッションなど性能を十分に発揮させるためには、エンジンオイルを含めたオイルの油温の安定が重要となり、比較的油脂が高温となりやすいスポーツカーをはじめとした、ターボ車、高出力エンジンの自動車に採用されることが多いです。

よって、全ての車にオイルクーラーが付いているわけではありません。
 

オイルクーラーがない車

一般走行がメインの車のエンジンオイルは、オイルが溜まるオイルパン(エンジン最下部)で冷却されています。

エンジンが高出力、高回転になるほどエンジンオイルの温度は上昇してしまうので、オイルパンでの冷却では不十分となり、これを補うためオイルクーラーが取り付けられます。
 

サーキット走行を行うチューニングカーの多くが社外品のオイルクーラーを取り付けているのには、以下のような一連の流れがあるからです。

「油温計(エンジンオイル)」を取り付ける。(エンジンの保護ため)
  ↓
長時間走行 → 油温の上昇
  ↓
純正オイルクーラーでは冷却できない。もしくはオイルクーラーがない。
  ↓
(大容量)社外品のオイルクーラーを取り付ける。
 

オイルの冷却方法、構造

オイルクーラーはアルミ製の物が多く、車両前方に取り付けてあります。

▼空冷式

自動車が走行する事によって受ける風を利用してオイルを冷却します。
 

▼水冷式

エンジンの冷却水(LLC)を利用してオイルを冷却します。
冷却水の温度が上昇してもエンジンオイルより温度が低いため、オイルフィルターの根元部分に冷却水の通路を設置し、オイルフィルターを循環するエンジンオイルを冷却します。

ただ、冷却水も80℃~90℃ぐらいまで水温が上昇するため、水冷式は通常のオイルクーラーに比べ効果は低いといえます。
 
 

ファミリーカーなど、通常走行ではオイルクーラーは縁のない部品といえます。

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